2012年4月22日日曜日

手の骨は‥

前回、手を使いましょう!というお話をしましたが、ピアノを弾く時には、無理な力を入れないように気をつけましょう。子どもの手と大人の手では作りが違います。

成長途中であるということはもちろんですが、骨格(骨の数)が全然ちがうのです。小さな子どもと手をつなぐと、とってもやわらかいでしょ?それは関節にすきまがあって、手の成長と共に関節を埋めるように骨が生まれ、骨自体のサイズも変わっていきます。生まれた骨と大きな骨が一体化したり、手首などはパズルのように細かい骨で埋められていきます。大人と同じ骨の数になるのは15歳頃だそうです。(インターネットで見たのですが)

それだけ劇的に変化していく骨に無理な力を加えてしまうと、指の形が変わってしまいます。そして筋肉は骨のそばについていますから、筋肉にも影響して、結果的に手の成長を妨げてしまいます。
そもそも指に無理な力を入れて弾くこと自体まちがいですから、先生の指導のもとに正しい方法で練習してくださいね。
そして、日常生活のなかでしっかり手を使いましょう。つまむ・つかむ・ねじる・ひねる・にぎる‥
くれぐれも指一本でなんでも済ませないように!(^ー^)