2012年2月25日土曜日

音を作る

音は動いています。では、どんなふうに動いているのか。
自分が動いてみることが一番です。
ふくらんでいる?漂っている?弾んでいる?動いたイメージをもってピアノを弾くと、確実に音楽が変わります。

楽譜どおりにミスなく演奏しても、機械のように何の感情もないただの音より、少しくらいミスがあっても音に表情のある演奏の方が魅力的です。

2012年2月24日金曜日

ジャック先生

研修の時、ジャック先生のレッスンは楽しかったです!
紳士的で、でも突然ピエロのように笑ったり。歌声もステキで、表情豊かで、やっぱり相手に感情を伝えるというのはこういうことなんだなあ、と思いました。
基本的に英語でレッスンしていますから、詳しい内容や、専門的なことは、通訳を通すまでわかりませんが、でも、先生がどう感じたのかは伝わってくるのですね。

音楽は相手に伝えるものですから、演奏する人の感情は大切ですね。何を感じて演奏しているのかは音になって現れます。また、性格まで現れてしまいます!内面を磨くことで音も磨かれるということになるでしょうか。

2012年2月23日木曜日

あと1ヶ月!

先週末、母に付き合ってバスツアーに行って来ました。いろいろなところに連れていかれた?のですが、はじめに立ち寄ったのが、隅田公園。スカイツリーのビューポイント、ということでした。確かにスカイツリーはよく見えたのですが、私は昨年、PTNAのコンクールの本選を見に行った時に、建設中のスカイツリーをもっと間近で見て、「未完成なのに、こんなに大きい!」と思った記憶があるので、テレビで見るのとおんなじ‥と、ちょっとがっかり。

それより、公園内の桜の木に、びっしりついたつぼみに目が行きました。まだまだ硬いつぼみでしたが、あと1ヶ月もしたら、少しずつ花が開くのかなあ、と思い、1ヵ月後に迫ったリトミック発表会と私の中でダブりました。どうか子ども達のがんばった成果が無事に花開きますように!

2012年2月22日水曜日

トーンチャイム

今、リトミックのレッスンでは、発表会の練習がだいぶ進んできました。
恒例になっている、小学生のトーンチャイム演奏によるオープニングも、毎年メンバーの入れ替わりがありますから、指導するこちらも毎年同じというわけでもないのです。
特に今年は1年生が多いので、音を響かせるだけでも一苦労です。

先日の合同レッスンの時も、からだで音を送り出すようにすると、低学年の子どもたちの音がグンとよくなりました。ピアノもそうですが、からだの使い方で音楽に命が吹き込まれる感じがしますね
ですから、リトミックの身体表現で培ったものをピアノにうまくつなげられるように‥私もまだまだ勉強です。

2012年2月13日月曜日

日本人の悲しい習性2

2日目の最後に、ジャック先生の公開レッスンがありました。15名ほどの小学生と、初対面でいきなりレッスンをするというものですが、やはり、子ども達はぐるぐると回ってしまうのですね‥。
大人と違う点は、大人は中央にスペースができて、ドーナツのように回るのに対して、子どもの場合は中央もギュっと詰まって真ん中の子が目を回さないか心配になる感じ。
小さな頃から周りと同じように行動することを望まれていますから、自然とこうなってしまうのですね。(余談ですが、私はドーナツの中央を横切るのが好きです。)

私も幼稚園の年少児にレッスンをする時、それに違和感をおぼえつつも、園の先生方が、はじめは逆に回ったりする子が必ずいるのですが、「危ないから同じ方に回りなさい」と指導をするので、そこまで踏み込めずにいます。でも、これが年長児だったら「自分の道をみつけなさいと言いますね。

日本人の場合は、まず、他人と違う行動をとるだけでも大変なことです。ですから、発表会でステージの上をみんなが思い思いの方向へランダムに行動できていたら、それだけですごいことなのだとお母様方には思ってほしいですね。

2012年2月12日日曜日

日本人の悲しい習性

シルビア先生に何度も言われた「NO FISH !」は、リズムステップや、その他の活動の時に、円を描くようにぐるぐると同じ方向に回ってしまわないように、という意味なんです。シルビア先生には、ぐるぐると回っている様子を見て、水族館の魚のように見えたようです。皆も言われたその時はいろいろな方向に動くのですが、またすぐに円を描いてしまう方が多くいましたね‥

小さなころから整列や、団体行動を教育として受けていることもあり、日本人にはそのほうが楽なんですよね、前の人のあとについて行動するというパターンのほうが。
あと、もうひとつ挙げるとしたら、‘盆踊り効果’でしょうか?

だから、わたしたち日本人は、よほど意識をして行動しないと、自分の意思を表現できない悲しい習性を持っていると言わざるを得ないのです。

2012年2月11日土曜日

研修

研修二日間を通して、3人の先生にレッスンを受けました。50名以上の参加者がいるため、2つの会場で入れ替え制でのレッスンです。
私がはじめにレッスンを受けたのは、スイス(リトミックの生みの親、ダルクローズの国です)から来たシルビア先生です。フランス語でのレッスンのため、留学経験のある先生が通訳をしてくれます。現在シルビア先生は、ジャック・ダルクローズ音楽院の院長を務めていらっしゃるのですが、スタイルがよく、エレガントで、とてもキュートな部分もあって、素敵な先生です。
先生が外国人の時は、胸につける名札もアルファベットになります。
二日間通して、何度もシルビア先生に言われた言葉は、「NO FISH !」でした。その意味は‥

2012年2月10日金曜日

帰ってきました!

二日間、朝から夕方までビッシリ研修。さすがに疲れました。
でも、とても充実した二日間でした。そして、音楽に身をゆだねることの心地よさ、楽しさを改めて感じ、リトミックの素晴らしさをもっと多くの人に味わってもらいたいと思いました。
お母さんがたもいつかできるといいのですが・・

研修を受けながら感じたことはたくさんあります。これから少しずつこのブログでお話しますね。

2012年2月7日火曜日

レッスンお休みします

今月は発表会前にもかかわらず、お休みが多くて申し訳ありません(>_<)
久しぶりに特別研修を受けてきます。水曜日の夜から金曜日の夜までは留守にしますので、お間違いのないようにお気をつけください。

よろしくお願いします。

2012年2月5日日曜日

リーダーシップの形

昨日の合同レッスン、ほとんど6年生にまかせてしまいました。

今年度6年生は3名ですが、それぞれリーダーシップのとり方が違います。
なんでも積極的に参加、発言をするタイプ、影でフォローをしながら正しい道へ導いてくれるタイプ、
相手によりそって一緒に歩いてくれるタイプ。

リーダーシップというとはじめに挙げたタイプばかりを想像してしまいますが、そうではないのだということを、小学生合同レッスンの時にいつも感じます。
もともとの性格がありますから、誰もが同じようにはできません。でも、それぞれの持ち味を生かしつつ、
「自分には何ができるのだろうか?」
と、一生懸命模索してくれている‥こういった経験の積み重ねが将来の人とのかかわり方、もっと言えば生き方を学ぶことになるのだと思います。

自分らしいリーダーシップをとれる彼女たちは、きっと社会に出てもまわりの人たちに好かれ、
可愛がられるのではないかな、と私は想像しています!