2016年8月28日日曜日

小学生合同リトミック

音階の中の全音と半音の場所を
ぬいぐるみをくっつけたり離したりして表しています
全音でうたう“ほたるこい”で、ほたるになりきりました!
2グループに分けてカノンをしてみたら、本当のほたるみたいで感動しました☆

昨日は、今年度2回目の合同リトミックでした。

それぞれ各クラスでやっていた「山のごちそう」をテニスボールを使っておさらいした時、普段のレッスンではできない、みんなで大きくボールを転がすこともしてみました。一人でも音楽と合っていないと、うまくボールが回らないことがわかりました。

気持ちを合わせて、音楽に合わせて‥みんな真剣です!

最後は声も合わせて、幻想的な夏の風景?を作ってみました。


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2016年8月27日土曜日

試験を受けました

昨年からダルクローズメソッドの国際免許(サーティフィケイト)を受験し始めました。

今回は、ステップ1、4科目中の3科目め。

試験のための勉強というのは自分へのチャレンジ。勉強したものをそのままレッスンで子供たちに降ろすわけではないので、以前は「別に試験なんて受けなくても‥」と思っていました。でも、せっせと月に2回も3回も遥々横浜まで通っていて受験資格だけはクリアしていたので、自分はどこまでできるのか、試験を受けてみようという気持ちにだんだん変わっていきました。

試験の勉強をやっていく中でハッキリとわかってきたことがあります。

リトミックは音楽の全てなのだということ。
‥漠然としていますね、でも素直にそう感じます。
「私は音楽を学んでいるのだ」
と。そして、
「全ては音楽が教えてくれる」
ということ。

この感覚は、やはりリトミックでしか伝えられない。生徒さんたちに、自分の中の感覚をどうアプローチしたら楽しく受け取ってくれるのか‥

それを考えるのは‥産みの苦しみはありますが、楽しい作業です。子供たちの笑顔を思い浮かべながら試行錯誤をして、いいアイディアがひらめいた時は、私も笑顔になります(^ν^)


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2016年8月1日月曜日

さすがダルクローズ!

メロディーとピアノ伴奏の拍子が違う
指ヨガも体験


先日、ダルクローズ作品研究会の主催した、レクチャーコンサート&ワークショップに行ってきました。はじめに、少しダルクローズについてのプレトークがあり、ダルクローズがリトミックを生み出すまでに影響を受けた音楽家について学びました。

次に、ダルクローズ作品についても研究している方からお話を伺いました。私が思っていたよりも、たくさんの作品があり、“作曲家”としてのダルクローズを学びました。
その後に、バイオリニストであり、リトミシャンでもある長尾珠代さんのバイオリン演奏を聴きました。そして、楽譜を渡され、

「楽譜を見ながらもう一度お聴きください。」

すると…え〜こんな曲だったの⁉︎とびっくり。ピアノ伴奏とバイオリンのメロディーの拍子が違うのです。ピアノは8分の3拍子、バイオリンは8分の4拍子。途中、それが入れ替わっ
たりもする。

今、ちょうど小学生のリトミッククラスのレッスンで、12コの8分音符のエクササイズをやっていますが、本当の音楽の中でそれが起こっているということなのです!さすが、ダルクローズ!

演奏する側は複雑で大変だけれど、聴いている方は心地よい。子守唄のような穏やかな曲(4つの移り気なダンス 1番)。
帰りに長尾さんのCDにサインをいただいた時、「今回の曲を録音する予定はなのですか?」と訊いてみたのですが、「ダルクローズは難しいのよ〜」というお返事。だからかな、曲はあるのに演奏する人がいない…。

なぜ難しいのか‥どうやら『ダルクローズはバイオリンが弾けないから』ということのようです。奏法のことを考えずに作っているという‥(ダルクローズの性格が垣間見える‥?)

そうかー。もっと気軽にダルクローズ作品を聴けたらいいのにな。



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