2011年12月28日水曜日

Aちゃんの思い出

Aちゃんのレッスンは、個人レッスンという形で年明けからすぐに始まりました。
まだ2歳になって間もないとは思えないくらいきちんとお話がきけて、とてもかわいい女の子でした。
体験レッスンの時からAちゃんママがよく口にしていたのが、

「楽しいだけではなく、厳しくしてください。」

でした。ですから時々は私に注意されて機嫌が悪くなることもありましたが、ママが上手に協力をしてくれて、Aちゃんをなだめたり、説得したり、「もうリトミックに来なくてもいいの?」と脅し(?)たり・・。
そして帰る時にはいつもAちゃんに、「たのしかった?また来たい?」と聞いていました。
すると決まってAちゃんは、大きくうなづいて、「たのしかった。」と言ってくれるのでした。

それを聞いて私はいつも、
お母さんが一生懸命子供に向き合えば、どんなに小さな子供でもそれに答えようとするんだなあ、とつくづく実感していました。