2011年12月30日金曜日

Aちゃんの思い出3

がんばってママとレッスンを続けていたAちゃんでしたが、3月11日に東日本大震災があり、その後しばらく宇都宮から離れていました。
でも、突然、「帰ってきました。さっそく明日からレッスンをお願いします」と、メールがきたのが5月の半ば。いずれはピアノもやらせたいと言っていたので、私もAちゃんの将来をとても楽しみにしていたのですが、6月に入ると、

「先生、とても残念なのですが、今月末に中国に帰ることになりました。」  と・・・。

 ショック! ((( ;゜д゜)))) 

最後のレッスンの日、Aちゃんママに、
リトミックを勉強している先生は世界中にいるはずだから、中国でもきっといい先生がいますよ、
とお話したのですが、ママは、
「中国の教育は、ほとんどが詰め込みだから、こんなふうにのびのびと子供の成長を見守ってくれる先生はいないと思います」と言うのです。

本当にそうなのか、私には知る由もなく、Aちゃんのしあわせを日本から祈るのみなのですが、
意外なかたちでリトミックの魅力を再認識した出来事でした。