2012年6月11日月曜日

意という字1

「意」という字は、「音」に「心」と書きますよね。
この字を使った言葉には、意思や意志、意欲、意図など、強い心が感じられる言葉が多いです。
自分の心(思っていること)を相手に伝える方法はいろいろありますが、一番手っ取り早いのは、自分の声で言葉にすることでしょうか?
伝えたい相手が目の前にいない時は、手紙やメールといったツールが必要ですが‥。

私はリトミックのレッスンで、よく子供たち(特に小学生)に質問をします。
「どう思う?」「どんな感じがした?」「どっちがいい?」「どうしたらいいと思う?」
だいたいの子供たちは、すぐに自分なりの答えを返してくれるのですが、まれに自分の気持ちを言葉にできない、あるいは自分の気持ちを決められない子供もいます。
「う~ん‥」
と言ったきりだまってしまうのです。
だいたいにおいて、そういう子供たちは、常に自分の心を代弁してくれる人がそばにいることが多いように私は感じます。