2016年6月15日水曜日

絵本を使って

水戸黄門がモチーフのお話なのですが、
今の子供たちは水戸黄門を知らないので、読む前にまずその説明です


小学生のリトミックのレッスンでも、絵本はよく使います。難しい要素をやってみるきっかけを作るだけなのですが。 (前回の発表会も「ばななのき」のお話でしたね‥)

小学生ということもあるので、みんなで1ページずつ読むなどしています。
みんな上手ですよ。抑揚をつけて読める生徒さんはピアノも上手ですね。なんでも繋がっています。

最近のお気に入りは、かがくいひろしさんの「まくらのせんにん」シリーズ。

そこのあなたの巻を初めて読んだ時には、私もおかしくて吹き出してしまって‥上手く読めませんでした(⌒-⌒; )
この本を読んだ後は、リズムメロディーを創作したり、逆さまにしてみたりしました。

さんぽみちの巻では、仙人さまの人柄(まくら柄?)がわかる、ほのぼのとしたお話。枕や布団の本来の役目で人助けをするのですが、その時に「びろーん」と大きくなって困ってる人(植物や生き物)を包み込んで温めてあげることで一件落着となります。

この本を読んだあとに、音価やリズムの倍化半減のレッスンをすると、難しいことをみんな楽しそうにやるんですね。
そして、子供たちも合図を出すことに挑戦です。大きくなる合図は「びろーん」で決まりですが、お話の中に小さくなる時の言葉がないため、絵本の中の言葉からどれを合図にするかを話し合います。あるクラスは「ぬっくぬく~」別のクラスは「おたっしゃで~」、「マシュマロ!」など。
合図の言葉をかけるのは難しいですが、お話の延長で楽しみながら声に出してみることができるので、意外とハードルが低くなります。学年によっては、ただ言うだけでなく、動いている人が動きやすいタイミングなどもアドバイスします。
子供たちが合図を出してくれるときは、私もピアノから離れて一緒にステップができます!


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