2016年10月4日火曜日

やる気②

習い事を長く続けるということは、本当に大変なことです。

正直、お金もかかるわけですし、自分の子どもがピアノの練習をしないと「やる気がないならやめなさい!」なんて言ってしまいますよね。

でも、よく考えてみてください。なんのために習い事をさせているのですか?そんなに簡単にやめるほど深く考えずに習い事をスタートさせたのですか?親は子供の幸せのために、習い事を選んでスタートさせたはずです。

子どもは深く考えずに「やりたい!」と言うでしょう。でも、その習い事を続けさせるもさせないも親次第なのです。

『石の上にも3年』ということわざがあります。習い事をさせると決めたのなら、まずは3年、続けさせる努力を"お家の方が"なさっていただきたいのです。

ピアノの場合は、練習をする習慣をつけてあげていただきたいと思います。
口うるさく言わないとやらないかもしれません。でも、それで子供に「やる気がないなら‥」などと言わないでください。

やる気①の茂木健一郎さんの言葉にもあるように、やる気など必要ないのです。毎日(それが難しい日ももちろんありますが)のルーティンにする努力をしなければならないのは親なのです。

私自身の子供の頃の経験から言いますと、
練習をすることは好きではない→でも、ピアノが弾ける私でいたい→仕方なく練習する→それを続ける

それだけです。よく考えてみると、やめるきっかけがなかっただけかもしれませんが、そこは私の両親が続けさせる努力をしてくれていたのだと思います。

また、続けていくと、それが当たり前の日常になっていくので新鮮さもなくなり、正直"めんどくさい"とさえ思う時期もありました。それでも、とりあえず続ける。とりあえずいつもお尻に火をつけておく。

それが大切です。


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