2017年8月29日火曜日

チェンリング

最近リトミックのレッスンの中で、お手玉を使ったりしています。

単なるリトミックの小道具として使うことが多いですが、やはりお手玉として使うこともあります。

私もそんなに得意ではありませんが、お手玉って、空間認知能力が必要ですね。今の時代、空間を使って遊ぶものが少ない、いや、ほとんどないので、最初子供たちは投げ方がわからず、あっちへポトンこっちへポトン。1回もキャッチできません。

でも、やはり練習は大事ですね!少しずつ上手になっていくではありませんか。しかもとっても楽しいらしいです。この難しいことにチャレンジする感じがいいんでしょうね。

その流れで、私が子供の頃にやった遊び、チェンリングを思い出し、やってみることにしました。


お母様方の中で、コレ知ってる方いらっしゃいますかー?


これはお手玉よりももう少し手をしっかり使うという感じでしょうか。

まず、ひとつひとつが小さいですね。そして、ルール(私の知ってる遊び方ですが)があるので、俊敏に手を使ったり、握ったり、開いたり。みんなが一番難しいと言っているのが、投げ上げたリング玉を上からキャッチすること。

でも、これも練習によってそれぞれ上手になってきました。

人間の手は、握る時に一番力が入るようにできていますね。そしてつかむことが上手にできないと、生きていくのに困ることが起こるかもしれません。

まあ、今の時代は便利な道具がたくさんありますから、うまく手が使えなくても大丈夫かもしれませんが。道具というものは困った時に助けてくれるもので、初めから便利な道具を使ってしまうと、どんどん手が退化していくように思います。

そして、(ここからが本題!)つかむことが上手にできないと、ピアノも上手に弾けないの
です。


ピアノを弾くことは筋肉運動です。ピアニストの手はゴツゴツしている人が多いです。

和音を弾く時には、つかむように、ではなく本当につかみます。
椅子に座って優雅に弾いているように見えるピアノですが、全身を使い、かなりの運動神経を必要とします。

お手玉やチェンリングの遊びを通して、少しでもピアノを弾くのに必要な使える手になるための手助けができたら、と思います。
また、ピアノを習っていない生徒さんにも、目を使い、手を使い、空間を認知する遊びは必ずプラスになると思います。

あ、私には老化防止にいいかもですね!




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